2012年6月8日金曜日

Windows用インストーラ作成環境

無料で利用できる選択肢としては下記のものが有名。
  • WIX
  • Inno Setup
  • NSIS
  • Visual Studioセットアッププロジェクト(正式名称は何だろ?)
  • InstallShield Limited Edition
単一バイナリでの多言語対応を考えると
  • Inno Setup
  • NSIS
まで絞られる。メンテナンス頻度を見るとNSISは2009年から更新が無い。 両社は機能的に大差は無いと思われるが、Inno Setupを選択するのが無難かな。 いいトコどりすると製品版InstallShieldになるけど、あまりにも高い。

Innoも情報や参考になるコードが少なくて厳しいけど、それは他のも同じ。参考になるサイトを忘れないように貼っておく。
http://inno-setup.sidefeed.com/
http://bitassociates.jp/tools/innosetup/index.html 

ちなみに軽くだけど、それぞれを評価してみた感想、
WIX
Microsoft社員もInstallShield使いたくなるような選択肢の無い状況を見て、必要に迫られて作った感じ。 まだ情報が集めにくく取っ付きにくいけど、そのうちInstallShield並のGUIができたりするかもw。 多言語単一バイナリには設計からして興味無さそうだけど実は俺もあまり問題だと思ってなかったり。 まあ他でできることはどうしても求められちゃうのは仕方ないけどね。
Inno Setup
機能的に不足は無く痒いとこに手が届くけど、Pascalの方言みたいなのとInnoの仕様とが混ざって 取っときにくい。でも慣れればギリギリいける。
NSIS
FireFoxやVLCが採用してることから機能・信頼性も高いと思われるし、それらはOSSなので 参考にもできる。けど情報の無さはダントツ。この点だけでアウトになっちゃう。
Visual Studioセットアッププロジェクト
取っ付きやすさNo.2。なんせVS入れたら即使えるし。.NET Frameworkの事前インストールが楽チン。 多言語を単一バイナリ作成ができればカバーできる範囲は広かった。 しかし依存モジュールのインストールなど複雑な処理は苦手。
InstallShield Limited Edition
GUIから作成できて取っ付きやすさではNo.1。.NET Frameworkの事前インストールが楽チン。 でも痒いとこに手が届かない(多言語対応など)。やはり製品版を買わせるための釣り。

0 件のコメント:

コメントを投稿